COVID-19 (5)
2020年12月01日
今年も残すところあと１か月となりました。
令和2年は「新型コロナウイルス感染」に明け暮れた1年となったようです。年末を迎え新型コロナウイルス感染は第3波に見舞われ、政府や各自治体は対策に追われています。特に私どもの大阪は患者数が急増し、重症者用ベッドが逼迫しつつあることが連日報道されています。当院のある豊中市でも新規発生患者数が10人を超え、累計で600人を超えています。日本透析医会の報告では、11月27日現在で新型コロナウイルスに感染した累計透析患者数は全国で363人に達し、ここ1月で80人弱増加しています。大阪を含む近畿地区では死者数の増加はありませんが、累計患者数は9人増えています。同会では同日付けで一層の感染対策を心掛けるようにとの依頼の文書を公表いたしました。年の瀬を迎え、本来なら種々経済活動が活発化する時期ですが、まずは何より感染拡大の阻止、沈静化が優先されるべきと思います。我々医療側も最大限の努力をいたしますので、患者の方々にもご協力いただけますよう、重ねてお願い申し上げます。
令和2年12月
豊中けいじん会クリニック
院長 福永 恵
