「大阪北部地震」の被災者の方々にお見舞い申し上げます。
2018年06月20日
平成30年6月18日(月)、午前7時58分発災の「大阪北部地震」でお亡くなりになられた方々には心よりお悔やみ申し上げます。また同地震の被災者の方々には心よりお見舞い申し上げます。
当院は震度5強を記録した豊中市にあり、発災時は朝のミーティング直前でした。揺れと同時に停電しましたが、私を含めスタッフの半分以上が出勤しておりました。スタッフの安全を確認・確保し、ほどなく電気が復旧しましたので、施設・機械類を点検して血液透析が施行できることを確認し、同日の透析施行を決定しました。とは言え、いつ余震が起こるか判らない状況だったので、非常事態体制として透析を行いましたが、幸い患者さんには落ち着いて行動頂き、午前・午後とも透析を無事に終えることができました。19日(火)も非常事態体制で透析を施行しましたが、本日(6月20日)より通常体制での透析を施行しています。
今回は午前の透析開始前で、スタッフの多くが出勤後である状況での発災であったので、対応は比較的スムーズに行けたと思います。物的被害も院長室の本が全て飛び出した以外は比較的軽微なものでした。しかし、災害はいつ何時起こるか判りません。どのような状況でも患者さんには安心していつもの透析療法を受けて頂けるよう、準備万端整えておく必要を改めて痛感いたしました。
平成30年６月
豊中けいじん会クリニック
院長 福永 惠
