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日本腎臓学会西部学術大会に出席しました。
2017年10月16日

 平成29年10月13~14日に、JR岡山駅近くの岡山コンベンションセンターで開催された第47回日本腎臓学会西部学術大会に出席して参りました。13日(金)は午前に豊中緑ヶ丘病院での腎臓専門外来と午後にクリニック勤務があったので、14日(土)朝の日本腎臓学会平成29年度西部編集・査読連絡会から出席いたしました。同連絡会では、日本腎臓学会発刊の会誌と英語版の今後の在り方が審議されました。その後、同学会サポーターをしている関係で、サポーター制度支援委員会委員長の安田隆:吉祥寺あさひ病院副院長から、学会サポーター活動紹介ブースの留守番を頼まれ、しばらくブースで訪れる会員の方々と言葉を交わしました。自治医科大学:黒尾誠教授による、老化に関係すると言われるKlotho遺伝子関連のランチョンセミナーを拝聴し、午後は大会長講演とネフローゼ症候群のシンポジウムを聴講しました。大会長講演は大会長の先生が実践或は指導して来られた研究成果をお話するのが常ではありますが、今大会の柏原直樹大会長(川崎医科大学 腎臓・高血圧内科学 主任教授)は日本腎臓学会理事長でもあるため、その内容は今後の学会活動をどのように進めていくかに関する提言が中心でした。お話は糖尿病をはじめとする他の疾患領域との連関構築・強化と他学会や医師会・厚労省との関係強化、学会としての研究の進め方や支援の方法、AIやITをフルに活用し、ビッグデータと学会の有する患者登録データを連関させての新しい研究方法論の構築など多岐に渡り、腎疾患治療・管理に対する強い意志と責任感を感じさせるものでした。一通りの聴講をすましたあと、夕方の「サポーターの集い」に参加し、交流を深めました。サポーターは日本腎臓学会の活動をボランティア的に支援する制度で、今後若い腎臓学会会員の方々の参加を更なる期待するものです。微力ではありますが、少しでも腎疾患診療の進歩につながればと考え、学会始活動やサポーター活動をしております。

 今後とも御指導の程、よろしくお願い申し上げます。

平成29年10月

豊中けいじん会クリニック

院長 福永 惠

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