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学会に出席いたしました。
2017年06月28日

 言うまでもなく、医療は医学の上に成り立っており、透析医療もまた然りであります。日進月歩の医学の成果を医療の現場に持ち込むために、常に最新の知識・技能を身に付ける不断の努力が医師には求められております。そのために私共は「学会」に出席し、最新の知識を得たり、自ら見出した知見を発表したりします。

 私も5月13日・14日に香川県高松市で開催された第8回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会に出席し、高齢患者の多い現代の透析患者さんの診療において透析医はプライマリ・ケア医としての素養も必要であることを、データを用いて発表しました。5月26~28日に宮城県仙台市で開催された第60回日本腎臓学会学術総会では、委員会企画4:腎生検コンサルテーション・アンド・レビューの司会の大役を仰せつかり、何とか成し遂げました。6月16~18日に神奈川県横浜市で開催された第62回日本透析医学会学術集会・総会にも出席しました。この会では、地域包括医療システム導入に伴う透析医療における多職種連携や腹膜透析療法の可能性、大規模災害対策、再生医療などが話題にのぼっていました。2万人近い参加者を誇る大規模な学会であるため、全てを網羅することは流石に不可能ですが、明日からの透析医療・腎疾患診療に応用できるように、学んだ知識をまとめている所です。「生涯勉強」を合言葉に今後とも精進を重ねて参る所存です。

 

平成29年6月

豊中けいじん会クリニック

院長 福永 惠

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