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患者さん、ご紹介医の先生方へ
2023年10月19日

昨年2022年から当院に外科、内視鏡ロボット手術センターが創設され、大腸がん手術は昨年132件、今年は150件を超える勢いで急増しています。大腸がん手術の全てに保険適応となったダヴィンチによる心身に優しく精密なロボット手術を当院では標準的に行える体制となっており、直腸がんの94%に肛門温存が出来ました。さらに人工肛門を無くすべく手術の質と術前後のケアの向上に努めています。

外科チームのみならず、内視鏡治療の消化器内科や抗がん剤治療の化学療法科を始め、安全な麻酔と的確な周術期管理に加えて安心の看護など病院全体がワンチームとなって取り組んでいます。

術前精査で併存疾患(持病)などに問題なければ、初診から1週間以内の手術を基本としております。

患者さんにおかれましては、大腸がんで手術が必要と言われたら最初の手術が最も大事です。直腸がん手術では肛門温存を第一に、大腸内視鏡や腹腔鏡、ロボットも併せ、個々の患者さんに最適な治療を目指して一緒に頑張りましょう。

大腸がんで手術が必要と言われたがよくわからない、直腸がんで肛門温存手術が難しいと言われたが何とか肛門を残せないかなど手術に関してもっと詳しく話しを聞いて相談したい時には当院のセカンドオピニオン外来(担当:奥田準二)へお申し込みいただき、ご活用ください。

ご紹介医の先生方にはいつも大切な患者さんをご紹介いただきまして心より感謝申し上げます。先生方とともに患者さん本位のより良い医療連携を構築出来ますように、日々精進を重ねております。

今後ともご高配、ご支援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

 

豊中敬仁会病院

院長補佐、内視鏡ロボット手術センター長

奥田 準二 拝

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