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患者さん、ご紹介医の先生方へ
2023年02月20日

昨年2022年1月から豊中敬仁会病院に院長補佐、内視鏡ロボット手術センター長として赴任して1年が過ぎました。

直接受診や医療連携、セカンドオピニオン外来を介したご紹介により、大腸がんを主な対象に昨年2022年の大腸手術は132件で、その殆どを心身に優しい腹腔鏡下手術で行いました。da Vinci Xiを併用した精密なロボット支援大腸手術も68件行いました。とくに肛門縁近傍の直腸癌には53件に行い、94%で肛門温存できました。さらに、手術手技や管理などにも工夫と磨きを凝らしており、一時的も含めて人工肛門の無い手術が増加して質も向上しています。

幸い全ての患者さんの手術を安全適切に行うことが出来ましたが、個々の患者さんに最適な手術を目指して日々アップグレードしております。

大切な患者さんに迅速的確に心身に優しい治療でお役に立てますように、外科チームのみならず、ESDなどの高度な内視鏡治療を行う消化器内科や術前後の抗がん剤加療を専門的に行う化学療法科を始め、適切な治療前評価をもとに、安全な術中麻酔、周術期管理と安心していただける心のこもった看護など病院全体がワンチームとなって取り組んでいます。

術前精査で併存疾患(持病)などに問題なければ、初診から1週間以内の手術を基本としております。

患者さんにおかれましては、大腸がんで手術が必要と言われたら最初の手術が最も大事です。直腸がん手術では肛門温存を第一に、大腸内視鏡や腹腔鏡、ロボットも併せ、個々の患者様に最適な治療を目指して一緒に頑張りましょう。

大腸がんで手術が必要と言われたがよくわからない、直腸がんで肛門温存手術が難しいと言われたが何とか肛門を残せないかなど手術に関してもっと詳しく話しを聞いて相談したい時には当院のセカンドオピニオン外来へお申し込みいただき、ご活用ください。

ご紹介医の先生にはいつも大切な患者さんをご紹介いただきまして心より感謝申し上げます。先生とともに患者さん本位のより良い医療連携を構築出来ますように、日々精進を重ねております。

今後ともご高配、ご支援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

 

豊中敬仁会病院

院長補佐、内視鏡ロボット手術センター長

奥田 準二 拝

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